富士山の五合目まで車で行くことは可能?

例年、ピーク時の富士山の駐車場は、とても混んでいます。 週末やお盆休みの頃は、駐車場に入りきれない車が何キロも路肩駐車をし、路線バスさえ立ち往生してしまう状況でした。

そこで、2014年から、山開き期間すべての日でマイカー規制が行われることになったのです。

五合目までは車で行けるから大丈夫!と思っている方は要注意!

なぜマイカー規制?

そもそも、なぜマイカー規制が行われるようになったのでしょうか。それは、登山客がやってくる時間と帰る時間が集中していることに原因があります。

ご来光目的でやってくる登山客がやってくるのは、午後8時から10時まで。ここで駐車場がいっぱいになります。駐車場に停めきれなかった車は次々に路肩駐車をはじめ、その距離、数キロに及ぶのだそうです。

そしてご来光を見て下山し、五合目に戻ってくるのは昼前になってしまいまうため、駐車場は昼まで開かない状況になってしまいます。

いっぽう、日帰り登山をしようと早朝にやってくる登山客もいます。しかし、早朝は駐車場に入れることができず、さらに路肩駐車をすることになります。

ご来光目的の登山客が下山して昼に駐車場を出ようとする頃には、路肩が車であふれて一車線通行しかできない状況に陥ります。 こういった状況が続いたことから、開山期間を全日マイカー規制することになったのです。

どのように規制されるのか?

規制機関中は、山麓の臨時有料駐車場にマイカーを駐車し、そこから有料シャトルバスかタクシーを利用して五合目へ向かうことになります。

マイカーは山麓に駐車してもらい、混雑を解消しようというわけです。

富士宮口の場合は、規制期間は7月10日17時から9月10日の17時までの63日間です。臨時駐車場の収容台数は950台。駐車料金は1台1000円、シャトルバスは片道1150円(往復割引で1500円)。

バスの始発は登山の場合は始発6時、最終は22時。下山の場合は始発17時、最終22時で、それぞれ30分間隔で運行しています。

吉田口・河口湖口の規制期間は7月10日の17時から8月31日の17時までの53日間です。1400台中者可能な県立富士北麓駐車場にマイカーを停めて、シャトルバスなどに乗り換えることになります。 駐車料金は1台1,000円。シャトルバスは片道1420円、往復1860円、登山は始発が5時半で最終22時、下山時は始発が6時20分で下山が23時になります。

須走口の場合は、全日規制期間ではありません。対象外期間として、7月の14から17日、22日から24日、28日から31日、そして8月の25日から28日、9月の1日から4日が設けられています。臨時駐車場の収容台数は500台で、駐車料金は1台1000円。シャトルバスは片道1220円(往復割引で1600円)。

バスの始発は登山の場合は始発5時、最終は22時。下山の場合は始発6時45分、最終は21時45分で、それぞれ30分間隔で運行しています。

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規制されない人や場所も

マイカーでも身体障害者乗車車両(身障者手帳等を携帯)や11人乗り以上のマイクロバスは規制されません。

また、下山のマイカーは規制対象外ですから、マイカー規制実施前に五合目の駐車場に入っていた車は下山することが可能です。

なお、御殿場口の場合は収容台数が500台で、登山口が一番低いところから始まるためか混雑が少ないようで、マイカー規制はありません。ちょっと長い登山ルートにはなりますが、乗り換えの煩雑さが嫌な方はこちらを利用するのも賢い方法です。

規制期間外の駐車場のキャパシティ

登山はしなくてもいい、五合目だけ観光して雰囲気を感じたいと言う方もいますよね。そんな方は、規制期間外にマイカーでやってくるのも手。

富士宮口五合目の駐車場のキャパシティは500台、吉田口・河口湖口富士スバルライン五合目のキャパシティはおよそ1000台。須走口五合目のキャパシティは150台です。

混雑状況や乗り換えの手間を考えて、楽しい富士山にしましょう。

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K6

K6

投稿者プロフィール

九州出身、京都在住。専門書の出版社勤務を経てフリー編集者に。「足で稼ぐ」がモットーの旅好きで、あちこちを彷徨っています。二児の母ならではの視点でライター活動も行っています。

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