法隆寺の隠れた見どころ 七不思議を紹介

1993年に法起寺とともに、日本発のユネスコの世界遺産に登録された法隆寺。日本人なら一度は行ってみたい観光名所ですよね。

そんな法隆寺に江戸時代ごろから広まったとされる「七不思議」が存在するのを知っていますか? ここでは法隆寺をちょっと違った視点から楽しめる七不思議の代表的な事例について紹介します。

水難から逃れられる!? 鯛石の言い伝え

法隆寺の参道を歩いていくと、玄関にあたる総門「南大門」が見えてきます。

石段を上がる前に足元を見ると、長さ2m×幅1mの魚の形をした大きな石「鯛石」が埋め込まれているのに気づきます。

その昔、法隆寺周辺では大和川が氾濫し、洪水に見舞われたことがあったそうですが、何故かこの鯛石のところまでしか水が来なかったと伝わっています。

そのせいか、この石を踏むと水難に遭わないとも言われています。実際のところ、鯛石の先にある寺の境内は地面よりも高くなっていますから、この鯛石が法隆寺の守り石になっているという話には真実味があります。

五重塔の屋根の上にも七不思議が存在

中門をくぐると、左手に五重塔が見えてくるのですが、ここにも七不思議が存在します。

塔の屋根の上には「相綸」と呼ばれるものがついているのですが、そこに鎌が4本飾られています。

飾られた理由は未だに謎で「聖徳太子が怨霊封じをしていた」「雷を避けるため」「鎌の見え方によって吉凶を占った」など諸説あります。

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礼盤が汗をかくってどういうこと!?

五重塔の反対側にある東院伽藍の中心的建物「夢殿」にも七不思議の伝説が隠れています。

ここでは年に2回だけ救世観音(くぜかんのん)の公開を行っており、観音様の前にはお坊さんが座る礼盤(らいばん)という台があるのですが、堂内の湿気により、この礼盤の裏には水が滴り、まるで汗をかいているかのように見えるそうです。

毎年2月には、この礼盤を日光に当て、その時に取れる水分量によって、豊作か凶作かを占う「夢殿のお水とり」という行事が行われています。

このほかにも法隆寺の七不思議として「蜘蛛が巣を作らない、スズメも糞を落とさない」「宝が眠っている」「雨が降っても地面に穴が開かない」「雨垂れの穴がない」といったものが挙げられます。本当かどうか、皆さんも実際に法隆寺で確かめてみてはいかがでしょうか。

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umechiha

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投稿者プロフィール

建設業界の専門紙で記者をしていました。当たり前のことですが、ネットの情報をそのまま記事化するのではなく、記者時代の取材力を活かし、電話取材などで裏付けをとった最新の情報で記事化するようにしています。
建設・不動産分野はもちろんのこと、三姉妹の育児を通して感じたことを中心に、楽しくてコストパフォーマンスの高い情報を分かりやすく皆さまにお届けできたらと思っています♪

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