金閣寺と銀閣寺の違いは一体何?

世界遺産にも登録されている寺で、室町時代に建てられた京都を代表する建築物と言えば、何を思い浮かべるでしょうか? 正解は金閣寺と銀閣寺です。

お寺の名前が「金」と「銀」の1文字違うだけなので、何となく似通っているように思われがちですが、実は相違点がかなりあるんです。

ここでは意外に知られていない金閣寺と銀閣寺の違いについて紹介したいと思います。

建てられた場所、正式名称、共通点なし

まず、名称についてですが、一般的には金閣寺、銀閣寺とそれぞれ呼ばれていますが、正確には金閣寺は鹿苑寺(ろくおんじ)、銀閣寺は慈照寺(じしょうじ)と言います。

建てられた場所も近くではなく、金閣は京都北部の北山地区に、銀閣は京都東部の東山地区に建てられており、7キロ程離れています。

幕府の力強く、3代将軍・足利義満が建立

次に建物の構造を見てみましょう。金閣は3代将軍、足利義満のときに建立された建物で、三層作りで上の二層には金箔がはられています。

幕府の権力も強く、禅と公家文化、日明貿易で入ってきた大陸文化が融合した「北山文化」の代表的な建築物と言えます。各階異なる建築様式が用いられており、1階は平安時代に発達した寝殿造、2階は武家造で、3階は禅宗様式を取り入れています。

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幕府の求心力低下、8代将軍・足利義政が建立

一方、銀閣は8代将軍、足利義政の時代に建てられました。この頃になると、幕府の求心力は弱くなり、管領などの有力守護と連合政権のようになっていました。

銀閣と呼ばれてはいますが、銀箔を張り付けているわけでもなく、地味な外観です。

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銀閣は簡素で気品のある「東山文化」の代表的な建築物になります。二層の造りで外壁には黒漆が塗られ、1階部分は現代日本の基本の形となる書院造を採用しています。

意外にも違っていた点があったのではないでしょうか?

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umechiha

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投稿者プロフィール

建設業界の専門紙で記者をしていました。当たり前のことですが、ネットの情報をそのまま記事化するのではなく、記者時代の取材力を活かし、電話取材などで裏付けをとった最新の情報で記事化するようにしています。
建設・不動産分野はもちろんのこと、三姉妹の育児を通して感じたことを中心に、楽しくてコストパフォーマンスの高い情報を分かりやすく皆さまにお届けできたらと思っています♪

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