下鴨神社とみたらし団子の意外な関係とは?

団子4~5個を串に刺し、本体に砂糖醤油の葛餡をかけた食べ物と言えば……そう、すぐに、わかりますよね。それは「みたらし団子」。

京都市左京区には、このみたらし団子の語源となった神社があるんです。正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と言うそうですが、通称「下鴨神社」と呼ばれています。

下鴨神社とみたらし団子、一見すると何も関係がないように思えますが、実は意外なところでつながっていました。ここでは下鴨神社とみたらし団子の関係について紹介します。

『源氏物語』や『枕草子』などにも登場する由緒ある神社

下鴨神社が設けられたのは、西暦紀元をはるかにさかのぼるとされており、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに賀茂氏の氏神を祭る神社として有名で、『源氏物語』や『枕草子』などの王朝文学にもしばしば登場しています。

そもそも、どうして下鴨神社なんて呼ばれることになったのでしょうか?

神社名は鴨川の下流にまつられている社を意味

下鴨神社の公式HPなどを見てみると、京都は鴨川を中心とした町づくりが行われてきたため、鴨川の下流にまつられているお社という意味で「下鴨(しもがも)さん」と呼ばれたのが下鴨神社の名前の由来だそうです。

御手洗池から湧き出した水の泡が「みたらし団子」を生み出した!?

そして、ここからが本題になります。下鴨神社には境内に原生林(糺の森)が広がっていて「御手洗池(みたらしのいけ)」という池があるのですが、その池から湧き出す水の泡をかたどって作られた団子こそが、みたらし団子の発祥だと言われているのです。

mitarashi

「みたらし団子」の語源は御手洗祭から

また、下鴨神社では毎年土用の丑前後5日間に御手洗池に足を浸して無病息災を祈る「御手洗祭」という神事を行っているのですが、この祭りの際に神前に供えたとされる氏子の家庭で作った団子(竹の先を10本に割りって串を扇状にし、それぞれの串に5個ずつ団子を差した串団子)こそがみたらし団子の起源と考えられています。5個の団子のうち、一番上は頭で残りの4個は四肢を表わしているそうですよ。みたらし団子の語源は御手洗祭にあったんですね。

下鴨神社とみたらし団子の関係もわかったところで、全国的にも評判のみたらし団子屋さんを紹介したいと思います。

下鴨神社のすぐ近くにある「加茂みたらし茶屋」(水曜定休)が提供しているみたらし団子は、黒砂糖をベースにしたまろやかなタレと柔らかな団子のハーモニーが絶妙。みたらし団子が400円と良心的な価格設定も嬉しいお店です。下鴨神社へ参拝の際には、是非立ち寄ってみてくださいね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
umechiha

umechiha

投稿者プロフィール

建設業界の専門紙で記者をしていました。当たり前のことですが、ネットの情報をそのまま記事化するのではなく、記者時代の取材力を活かし、電話取材などで裏付けをとった最新の情報で記事化するようにしています。
建設・不動産分野はもちろんのこと、三姉妹の育児を通して感じたことを中心に、楽しくてコストパフォーマンスの高い情報を分かりやすく皆さまにお届けできたらと思っています♪

この著者の最新の記事

あわせて読みたい人気記事

オススメ関連記事

ページ上部へ戻る